昨日は棟(むね)の取り付け工事を行ってきました。天気は少し曇りがちでしたが、作業にはちょうど良い気温で無事に一日で仕上げることができました。

まずは屋根に設置するための下地作りからスタート。

木材と金具でしっかりと固定していきます。屋根のてっぺん部分なので、ここがしっかりしていないと後々不具合の原因になりかねません。細心の注意を払いながら組み上げました。

下地が完成したら、鬼も取付ていきます。

いよいよ棟包み(むねづつみ)の取り付け作業です。

今回使用したのは耐久性に優れた金属製の棟包み。伝統的な家並みが残る地域ということもあり、デザインにもこだわりました。鬼内部、側部には家紋も取り付け、見た目もぐっと引き締まります。

取り付けが進むにつれて屋根の表情がどんどん変わっていくのが分かります。仕上がった屋根は美しさと機能性を兼ね備えた仕上がりになりました。

屋根に上がって作業するのは簡単ではありませんが、こうして無事に形になった瞬間はやっぱり達成感がありますね。

これからもひとつひとつの現場を大切に、丁寧な仕事を心掛けていきたいと思います。